「木梨憲武」がTBSラジオ“早朝番組”でやりたい放題 苦戦中の石橋貴明とは対照的

芸能2018年11月10日掲載

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土曜の朝6時という意外性

 番組に注目が集まっている理由の1つに、「土曜の朝6時」という意外性があるのは間違いない。

 経緯を簡単に説明すれば、もともと木梨とカンニング竹山はプライベートでも親交が深かった。その縁が仕事となり、TBSラジオでは17年12月と18年9月の2回、特別プログラム「のりたけやま」の放送に結びついた。

 そしてTBSラジオが木梨に冠番組をオファー。木梨の快諾を経て、18年9月の「のりたけやま」でスタートが発表されたのだ。同番組の公式サイトから、引用させていただく。

木梨:実は…10月からTBSラジオでレギュラー番組をやらせてもらいます!

竹山:(爆笑)

 あまりにさらりと、TBSラジオで木梨さんの冠番組がスタートするお知らせが!

木梨:面白いですね。スタッフのみんながいい感じにざわっと持ち上げてくれるもんで、嬉しくなっちゃって。

 新番組には、竹山さんにも出てもらうべく声をかけようかと思ったものの、既にTBSラジオには『たまむすび』の月曜パートナーとして出演しているので、声をかけなかったとか。

 そうなると、どの時間帯に番組が始まるのか気になるところ…

木梨:曜日は土曜日にやります。『最高に良い時間を用意する』って言ってくれたけど、さすがに夜は眠いんで、朝やります!!

竹山:憲武さんは朝が早いですもんね。4時半くらいから起きてるそうで…

木梨:つまり、毎週土曜日、朝6時からやります。しかも、生放送です!

竹山:え!? 生放送!? 朝6時から、生放送!?!?》(※編集部註:一部表記をデイリー新潮のスタイルに改めた)

 竹山が驚くのも無理はない。いや、TBSラジオの担当者も驚愕したのではないだろうか。関東の他の民放AMラジオ局が同じ時間帯に放送している番組を見れば、木梨の発案がどれほど大胆か分かる。文化放送とニッポン放送のプログラムをご覧いただこう。
 
【文化放送】
◆6時5分〜6時25分「戸張捷のモーニングゴルフ」
◆6時25分〜6時35分「千葉真子BEST SMILEランニングクラブ」
◆6時35分〜6時45分「横浜流儀(ハマスタイル)」※横浜市の広報番組
◆6時45分〜7時「峰竜太とみんなの信州」

【ニッポン放送】
◆5時〜7時40分「徳光和夫 とくモリ!歌謡サタデー」

 土曜の朝らしい落ち着いた番組が並ぶ中、いきなり木梨というビッグネームが生放送で殴り込みをかけたという構図が鮮明だ。

「懐かしい『とんねるずのオールナイトニッポン』(ニッポン放送)は1985年から92年までオンエアされました。当時のファンも50〜60代。木梨さんのように朝が早くなったり、行楽地に行く車の中で聴いたりする中高年がメインターゲットでしょう。11月3日に木梨さんがフランクフルトから流した1曲目は、久保田利伸(56)の『流星のサドル』でした。一部のネットメディアは、その昭和な感覚を“時代遅れ”と批判していましたが、木梨さんは自分の番組をどんな人が聴いているのか、明確なイメージを持っているのではないでしょうか」(同・放送担当記者)

 ラジオを視聴するアプリ「radiko」の出現により、日本全国のリスナーが、時間を気にせず、好きな番組を楽しめるようになったのも大きい。その上でTBSラジオの業績が好調という背景もあるようだ。

「テレビでは日テレ、テレ朝が視聴率争いを繰り広げていますが、関東地区のラジオはTBSの独壇場です。かつてはニッポン放送や文化放送が高聴取率を誇っていましたが、2000年代からはTBSが1位。大御所をパーソナリティに迎えるだけの余力があります。類似の事例では2004年に『ニュースステーション』(テレビ朝日系列)を終了した久米宏(74)に声をかけ、06年から『久米宏 ラジオなんですけど』をスタートさせました。毎週土曜の午後1時からの放送で、12年目を迎えましたが、今でも人気番組です」(同・放送担当記者)

 石橋貴明がテレビの深夜番組に挑戦した「石橋貴明のたいむとんねる」(フジテレビ系列:毎週月曜・午後11時〜午後11時40分)は苦戦が伝えられる。

 深夜のテレビで苦戦する石橋と、飄々と早朝のラジオをこなす木梨。なかなか対照的な2人だが、木梨は今回、新番組を始めるにあたって、元TBSアナで今もラジオの世界では高い人気を誇る大沢悠里(77)を目標と公言している。冗談に見せかけて、実は本気なのかもしれない。

週刊新潮WEB取材班

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