「料理の鉄人」シェフに4千万円トラブル 安倍総理も御用達の高級中華
やはり人間、硬くなっちゃだめだということか。鉄人だのアイアンだの呼ばれているうちに、柔軟性が失われ、相手に無体な要求をしたり、いきなり卓袱台返しをしたりする。中華の鉄人、脇屋友詞氏(60)のケースもそんな一例か。
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もはや中国人のインバウンド消費を当てにせずには立ち行かない業界は多いそうで、医療の世界もそうなりつつあるのだとか。東京の亀戸駅から徒歩4分の立地に今年5月開業した7階建ての江東メディカルタワーもそんな例で、
「利用者の半分くらいは中国人観光客を想定していて、中国の旅行会社に、日本の人間ドックで健康管理をするツアーとして、営業をかけてもらっています」
と言うのは、運営する医療法人の荒井宗房理事長。しかも、余所との差別化を図ったそうで、
「2階以上の人間ドックで健康管理ができ、同時に美味しい料理も楽しめるようにしようと。1階には看板として、脇屋友詞シェフにレストランを出店してもらうことになりました」
脇屋氏といえばフジテレビ「アイアンシェフ」に中華の鉄人としてレギュラー出演し“Wakiya 一笑美茶樓”“トゥーランドット臥龍居”など、安倍総理夫妻も常連の高級中華料理店のオーナーシェフ。中国の富裕層にもアピールしやすいかもしれない。
「3月20日、出店に関して脇屋さん側とアドバイザリー契約とコンサルティング契約を締結。前者に3千万円、後者に1千万円をすでに支払っています。“美心希茶樓”という名も、脇屋さんの命名です」
荒井理事長はそう言うが、すでに延び延びになっていた11月1日の開店が、頓挫してしまったのだ。
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