CMオファー急増 「野性爆弾くっきー」はクリエイターになぜモテる?

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どう落とし込むか

 くっきーといえば、そのアーティスト性でも人気を集めている。作品などを展示するイベント「超くっきーランド」は東京・原宿を皮切りに全国で開催されているほか、海を越えて台湾や中国にも渡った。

「作り手としても、アクの強いくっきーをどう“料理”するか、試してみたい気持ちはありますよね。たとえば『三井のリハウス』はTV版のスピンオフとしてのWEB版CMを制作しましたが、すでにTV版としての世界観があるわけです。夫に先立たれた妻、その娘家族を描く、笑えてどこかホロリとする内容。そこにあのくっきーをどう落とし込むか、これは腕が試されるところですよ」

 宣伝の宣伝になってしまい恐縮だが、CMは「三井のリハウス」サイトで公開中なので、ご覧あれ。

「今後も使われるかについては、芸人としてのくっきーの人気次第でしょう。アクが強いゆえ、視聴者に飽きられるのも早いでしょうから。あえて言わせてもらえば、新しいネタやキャラを投入して“変化”をつける必要があるはず。まずはこの年末を乗り越えて、来年以降も活躍できるか。そこにかかっていると思います」

 くっきーの賞味期限はどこまで持つか。

週刊新潮WEB取材班

2018年11月2日掲載

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