「平井卓也」IT相が抱える“バカ息子リスク” 「二谷友里恵」邸インターホン破壊で逮捕

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“出てこいよ!”

「いや、息子さんのことが心配の材料でしてね」

 と述べるのは、地元・高松市の自民党関係者である。

 平井氏には、2男1女がいるが、長男は5年前にメディアを賑わせた過去があるのだ。

〈平井衆院議員の息子 器物損壊容疑で逮捕 知人宅インターホン壊す〉(2013年9月27日付朝日新聞)

 当時の報道によれば、長男は9月21日未明、行きつけの西麻布のバーに行くも、あまりに泥酔していたので追い出された。その腹いせに、近所に住んでいたバーのオーナーの家を訪れ、“出てこいよ!”と、ドアやインターホンを叩き、かけつけた警察官にお縄になった――というもの。しかも、

「そのオーナーというのが、『家庭教師のトライ』の創業者で、元女優・二谷友里恵さんのご主人です。平井代議士の後援者でもありました」(先の自民党関係者)

 と言うから、これはもう、完全にバカ息子が親の顔に泥を塗った構図である。

 別の関係者も言う。

「実は平井さんの次男も、それ以前に、高校生活での深刻なトラブルを週刊誌に報じられたことがある。長女は、日本テレビでマジメに働いているんですがね。そのため、地元の自民党支持者の間でも、口さがない人は“子育てに失敗した”と陰口を叩いているんです」

 当の平井大臣にこの件について尋ねてみたが、改めてのコメントはいただけなかった。

 政界は嫉妬とやっかみの世界だ。

「今回、大臣になったでしょ。これでまた、政敵などから、息子さんの件を蒸し返されて逆宣伝される可能性もあります。現在、長男はプロデューサーと名乗って音楽活動をしていますが、万が一、またトラブルを起こしたら……。大人しくしていてくれ、というのが我々の願いです」(同)

 憲政史上、最長在任を狙う安倍政権。が、その道は地雷がいっぱいで、爆発の時は刻一刻と迫り来る……。

週刊新潮 2018年10月18日号掲載

特集「地雷だらけの『安倍新内閣』」より

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