家族は幸福じゃなかった「大川隆法」長男の絶縁宣言

社会週刊新潮 2018年10月18日号掲載

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 大川隆法を神だと思ったことは一度もない――。一部の人々には震撼するような宣言である。「幸福の科学」総裁の長男にして元教団副理事長、宏洋(ひろし)氏(29)が言い放ったのだ。そして、この絶縁宣言から総裁の家庭事情も浮き彫りになった。

 最近では、死刑執行後の麻原彰晃の霊を呼び出したりしている大川隆法総裁。彼には前妻のきょう子さんとの間に3男2女がいる。

 その長男である宏洋氏が、10月2日にYouTubeで公開した動画のなかで、

「私は大川隆法総裁を信仰していませんし、彼のことを神だと思ったことは一度もありません。彼は私の戸籍上の父親です。それ以上でも以下でもありません」

 こう一刀両断し、

〈「幸福の科学」や「大川隆法総裁」は宏洋の中では過去の遺物。どうでもいい〉

 との内容の字幕も出した。要は、父親である総裁と価値観が合わないというのだが、その説明は、

「総裁が、“清水富美加が世界で一番かわいい”と言ったら、同じように思わなければいけない。だから本心からそう思う人は“富美加ちゃんかわいい”って思ってりゃいい。たとえば僕なんかだったら、“いや、世界一って言うけど、申し訳ないけど僕は、世界一かわいいのは戸田恵梨香だと思うよ”。これがもう悪なんですよ。この時点で悪魔認定されちゃう」

 こうした点に耐えられず、縁を切ったというのである。

 動画ではほかに、霊を呼び出して迷惑をかけたであろう関係者、たとえば総裁が大ファンだった北川景子の結婚相手、DAIGOなどの霊言について、「身内として、すいませんということだけは言わせてください」と謝罪。あらためて、大川隆法総裁とは一生会わない、連絡を取らない、大川姓を外すことを宣言した。

 そして今後は、芸人でもなんでもやるとの意気込みを披露しつつ、離婚した妻や子への送金額や自分の貯金残高を公開。いつも尻のポケットに財布を入れていることなども明かしている。虚実不明ではあるが、貯金残高は1995万9597円だそうだ。

 この数日後、「幸福の科学」が〈幸福の科学グループ見解〉なる動画を出し、宏洋氏の主張を全面的に否定。するとまた、宏洋氏が〈幸福の科学の公式見解に対する宏洋の公式見解〉を投稿。それらは割愛するが、いつ終わるとも知れない泥仕合を繰り広げている。

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