ご当地アイドル自殺 訴えられた事務所社長の原点に「ショーパブダンサー」

芸能週刊新潮 2018年10月25日号掲載

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「愛の葉Girls」のメンバー・大本萌景さん(16)が自ら命を絶った件でクローズアップされるのが、所属していた事務所「hプロジェクト」の佐々木貴浩社長(50)である。遺族から“自死の背景にパワハラなどがあった”と訴えられた佐々木社長の「コワモテ」の一面は、ショーパブダンサー時代からも窺える。

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「愛の葉~」は愛媛県を拠点に活動するご当地アイドルグループで、佐々木社長も同県新居浜市の出身だ。商業高校を卒業後、一度は松山市のホテルに就職するが、その後「マハラジャ」などのディスコを運営していた会社に籍を移した。

 そこでショービジネスを学んだ佐々木社長が20代前半で興したのが、「まんま」という名のショーパブだった。ママ兼メインダンサーを務めていた時代の佐々木社長について、知人はこう語る。

「僕らの間では佐々木さんは“まんまさん”で通ってた。なんで“まんま”かというと、一つは男=マンがママをしているから。もう一つは女装してメイクして踊っていても男のまんまだから、“まんまさん”」

 この店で大成功を収めた佐々木社長は、その後、より規模の大きいショーパブや福岡の支店、SMショーを見せる店の経営にも乗り出していったという。

「当時、『まんまさん』と言えばカリスマ的存在で、口が上手くて営業上手。客に飲ませるのもうまかった」

 と店に通っていた客の一人は振り返るが、元従業員からはこんな証言も。

「朝まで飲んで、昼からはダンスの練習で、夜は店という生活なので、逃げ出す子もいっぱいいた。でも、逃げ出しても探しに行くんですよ。まんまさんが、“さがせ”って言うもんだから。まんまさんの言葉は神の言葉ですからね――」

 その後、佐々木社長はアイドルビジネスに進出し、そして悲劇は起きた。10月18日発売の週刊新潮では、遺族と事務所、対立する双方の主張を掲載すると共に、佐々木社長の「黒い履歴書」について特集。佐々木社長のダンサー時代の映像は、デイリー新潮にて配信中である。

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