略奪愛をスピード成就の今井絵理子、ハシケン元妻に謝罪なし 知事選惨敗に“戦犯”の声も

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謝罪はなし

「何より許せないのは……」

 と言うのは、元妻の知人。

「騒動後も、今井さんは、奥さんに一度も謝罪をしていないんです。自分が不幸にしてしまった人に詫びることは最低限の礼儀でしょう。それすらしないで、交際とか再婚などというのは、人の道に外れますよね」

 と憤るのももっともだ。

 これに加えて、

「騒動の後はマジメになったと思っていたのにね」

 と苦虫を噛み潰すのは、さる自民党関係者である。

「誰と付き合おうがどうでも良いですが、やはりあれだけ周囲に迷惑をかけた相手と今でも、となれば、反省の度合いを疑われかねません。彼女、議員としての功績はゼロでしょ。やらなきゃいけないことがたくさんあるのに、色恋に夢中では、何のために国会議員になったの、と思いますよ」

戦犯の一人と言っても良い

 今回の沖縄知事選もそうだ。沖縄出身の今井議員は、本来なら、誰よりも頻繁に沖縄に入り、積極的に街頭に出て、知名度を生かし、とりわけ若者の票を掘り起こす――これが、求められる行動だろう。が、

「今井さんは、知事選では、公の場での演説はまったくありませんでした」

 と述べるのは、さる佐喜眞陣営の関係者。

「表に出すと、有権者にスキャンダルを思い起こさせて逆効果なんです。で、自民党の支援者など、そういったコアなところを回る活動しかさせませんでした」

 本来、人寄せパンダとして選ばれた今井議員がその役割が果たせないのであれば、それ自体、一つの失態である。であれば、逆に彼女がなすべきことは一つ。地元にベタ張りして、泥臭い仕事をこなすことだ。支援者回りでも、電話作戦でも、やることはいくらでもあったハズだろう。

 が、冒頭で述べたように、例えば、最終盤の重要な3連休に今井議員は東京にいた。しかも橋本氏と「バースデー」を楽しんでいたのだから、他の議員が聞いたら怒らないだろうか。

 翁長前知事のシンパと見なされて旋風を巻き起こした安室奈美恵との「パンダ」力の差は歴然で、だからこそ、

「戦犯の一人と言っても良い」(同)

 との声が上がってくるのも当然なのである。

(3)へつづく

週刊新潮 2018年10月11日号掲載

特集「『沖縄知事選』の戦犯! 略奪愛をスピード成就させた『今井絵理子』」より

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