「日村勇紀」“淫行報道”は早くも鎮火 松本人志がイジって「禊(みそぎ)」終了

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ダウンタウンの2人に助けられた日村

 世論が奇妙な期待で待ち受ける中、生放送は始まった。そして視聴者の願いは、番組の冒頭でいきなり実現する。司会の浜田雅功(55)が審査委員長としての発言を松本人志(55)に求めると、以下のように口火を切ったのだ。

「すごい変な緊張感が……、あのー、特に今年は、また違う緊張感があるのは、もしかしたら日村さんがいるからかも」

 たちまち場内は爆笑。カメラが日村をアップにすると、立ち上がりながら「本当に皆さん、お騒がせして申し訳ありません」と謝罪した。

 イジりはさらに続き、浜田も参加する。松本の横には、さまぁ〜ずの2人が座っている。そこで浜田はまず、大竹一樹(50)と三村マサカズ(51)の2人に抱負コメントを求めた。共にそつなく想いを披露すると、その隣には日村。ところが浜田は日村を飛ばして「設楽さんどうですか?」と先に相方に振ってしまう。

 すかさず「おいっ!」と松本がツッコミを入れ、会場はさらに爆笑。三村も立ち上がる中、設楽統(45)も「やっぱりね、僕ですよね」とマイクを握る。そして「しっかり審査する目線と、温かく見守る目線と、相方も温かく見守っていきたいと思います」と綺麗にまとめた。

 浜田は「それでは参りましょうか」と、さらに日村を無視。松本が「まずは日村の点数から、みんなで(採点しましょう)」とボケを重ねる。会場からは笑い声だけでなく拍手も起こり、ここで初めて浜田が日村に「しっかり採点してくださいよ!」と笑顔で注文。日村も「もちろんです。一生懸命頑張ります」と平身低頭で応じ、これで“通過儀礼”は無事に終了した。

「『FRIDAY』が続報を用意していれば、展開は全く変わりますが、今のところ“これで禊ぎは済んだ”というのが、テレビ局・芸能界の受け止めだと思います。スポンサー企業の方々も、同じ考えではないでしょうか。むしろ今は『キングオブコント2018』の視聴率に関心が移りつつあります。“淫行特需”で数字が増えていたら、日村さんには追い風になるはずです。それにしても、改めてダウンタウンの2人の実力を思い知った気がします。絶妙なイジりだったとしか言いようがありません。日村さんは一生、頭が上がらないでしょう」(同・民放キー局関係者)

 とりあえずは“危機管理”に成功したようだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年9月24日掲載

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