殴った後に頭を撫でて… 宮川選手と速見コーチにくすぶる“体操界のDVカップル”の声

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スポンサーにも怒鳴る

 速見氏と親しいコーチ仲間も、重い口を開いた。

「あの2人は特殊。ずっと以前から、紗江はよくあんな指導を受けてやる気になるなと、みな思っていました。年がら年中、体育館で毎日怒鳴りつけているのを見たら、周りは気分悪い。怒鳴って紗江を台から引きずり下ろそうとするから、僕は割って入ったことがありますよ。日体大で練習したときも、2時間あれば10分おきに怒鳴る。アメリカでも怒鳴る指導をしているから注意した。それこそ何十回と注意してきました。すると素直に“すみません、わかりました”と聞くんですけど、またすぐやる。あれは病気のようなもので、僕らは“DVカップル”と呼んでいます」

 また、このコーチによれば、速見コーチは最近焦っていたという。

「紗江はこのところ足を痛めていました。だから6月の種目別選手権のとき、速見に“無理させるな”と言ったんです。でも、5月のNHK杯で補欠になるなど、結果が出なくて焦っているから、全然聞く耳持たずで、その結果、7月上旬のオランダ遠征では試合にも出られなかった。普通の選手なら、コーチにやらされてケガしたと感じるのに、紗江は特殊だからねぇ」

 そのころ、2人はレインボー体操教室と揉めている真っ最中だったが(※前回参照)、その件も見聞きしているという。

「拾ってもらったのに1カ月でもめちゃう。俺は“お金だけは返せ”と速見に言ったけど、“返す必要性がない”と言っていた。紗江の契約料の一部も速見が使ったと聞きました。無職時代が何カ月かあったからね。試合会場の廊下で、速見が北折社長を怒鳴りつけるのも見ましたよ。仮にもスポンサーなのに。自分たちがダメになったことを、なんでも人のせいにするんです。パチンコ? 注ぎ込んでいましたね。夜8時か9時に練習が終わると、パチンコ屋に急行して閉店までやると言ってた。最新機種とかに異常に詳しいしね」

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