「本田圭佑」の大口タニマチが経営危機 カンボジアチームのスポンサーにも

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 これで、得意のビッグマウスも鳴りを潜めるか。東証1部上場の「TATERU」(東京・渋谷)が顧客の融資書類を改竄し、アパートローンを組ませていたことが発覚。実は、この会社、本田圭佑(32)の大口タニマチだった。CMに起用したり、彼がオーナーのサッカーチームの公式スポンサーになったりしていたのだ。

 まさに、被害者が続出した「かぼちゃの馬車事件」とそっくりなのである。

「スマートデイズなる会社が、かぼちゃの馬車という名の女性向けシェアハウスを売り付けるために、顧客の融資書類を改竄し、スルガ銀行からの融資を受けさせていました。TATERUでも、それと同じ手口が使われていたのです」

 と、「かぼちゃの馬車」、「TATERU」の両方で、被害者の代理人を務める加藤博太郎弁護士が解説する。

「今回、TATERUの被害者となったのは、都内在住の50代男性。今春、TATERUの担当者から、名古屋でのアパート経営を勧められました。不動産購入資金には1億1千万円が必要だった。男性は銀行審査のため、残高が記載されたネットバンキングの画像をスクリーンショットで送るように指示されました」

 その結果、残高が23万円ほどしかなかったにもかかわらず、銀行融資が実行されることになったという。

「しかし、それから間もなく、男性はかぼちゃの馬車事件を知り、自分の融資書類も改竄されたのではないかと心配になりました。そこで、銀行に連絡してみたら残高がなんと623万円に改竄されていたのです。それをTATERUに指摘すると、手付解除してきた。そのことが8月31日にニュースで報じられると、私のもとには、TATERUに融資書類の残高を水増しされたのではないかという相談が他にも数件寄せられました」(同)

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