日本で「無制限の権力」を振るったマッカーサーの演出力

国内 社会

  • ブックマーク

 73年前の今日、すなわち1945年8月30日、神奈川県の厚木飛行場に一人の男が降り立った。ダグラス・マッカーサー連合国軍最高司令官。当時65歳。権威主義的な人格を持ち、日本占領において絶大な権力を振るったとされている。

 長い年月を経た今でもなお、マッカーサーの名は色あせない。その理由はなんなのだろうか。国際政治学者の細谷雄一・慶應義塾大学教授は、近著『戦後史の解放II 自主独立とは何か』において、マッカーサーの過剰なまでの自信家ぶりと、その演出力について解説している。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。