安倍総理が甦らせた「マッカーサーへの忖度」 占領秘史が示す加計・森友問題の“原点”

政治週刊新潮 2017年8月17・24日夏季特大号掲載

「安倍総理」が甦らせた「マッカーサーへの忖度」(上)

 森友学園や加計学園疑惑で、俄かに注目された「忖度」という日本語。外国人には分かりにくいこの概念は、安倍晋三総理のみならず権力者の下で働くものだ。もっとも、日本人の忖度を最大限に利用した人物がいる。GHQの最高司令官のD・マッカーサーである。ジャーナリストの徳本栄一郎氏が発掘する「忖度の戦後史」――。

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 戦後の混乱期に無頼派作家として活躍した太宰治に「苦悩の年鑑」という作品がある。

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