「前田敦子」と結婚の「勝地涼」実父 “背中に入れ墨”の過去

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不動産業に転身

 いまや、若手有望株の俳優に成長した勝地だが、実は複雑な家庭で育った。

「もともと、涼の父親はもう一つ別の家庭を持っていました」

 と、知人が明かす。

「涼が生まれる前まで、母親は涼の兄にあたる男の子と2人、世田谷のアパートで暮していた。実はその当時、父親は『松葉会』という暴力団の幹部を務めていました。ガタイが良くて、強面。背中一面に入れ墨が入っていたし、ひと目でその筋の人だとわかりました」

 その後、勝地の誕生を機に、彼の母親と正式に結婚したという。

「父親は涼が生まれてからも、しばらくは暴力団を続けていたのですが、20年くらい前に足を洗いました。それ以後、不動産業に転身し、いまではビルを所有するほどの成功を収めている。ただ、涼は俳優になってからも、父親の過去には引っ掛かりを持っていたようです。『笑っていいとも!』に出たとき、タモリから父親の職業を訊ねられ、“まあ、不動産業ですね”と口籠っていましたから。当然、父親も後ろめたい気持ちがあって、今度の結婚でも、自分の過去のせいで破談になったりはしないかと心配していたみたいです」(同)

 無論、すでに更生していれば、暴力団としての過去をとやかく言われる筋合いはないだろう。

 そこで、勝地の父親に話を訊くと、

「20年も前に、やめています。もし、現役であれば入国できないはずのアメリカにも私は行っている。税金も払っていますし、普通の社会人です。2人には、みんなに可愛がってもらいながら、立派な家庭をつくって欲しいです」

 いまは、ただただ息子夫婦の幸せを願う父親だったのである。

週刊新潮 2018年8月16・23日号掲載

ワイド特集「真夏の夜の夢」より

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