イライラの「宮根誠司」と好々爺になった「小倉智昭」、2人に異変が起きたウラ事情

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東京五輪までは続ける小倉

 一方、朝の情報番組ではかつて王者であった「情報プレゼンター とくダネ!」(フジテレビ系)の小倉智昭は、このところ肩の力が抜け、ノビノビやっているとか。

「番組がスタートしたのは99年で、01年にそれまでの王者『ルックルックこんにちは』(日本テレビ系)を追い落としてからは独壇場でした。2010年に『あさイチ』(NHK)がスタートすると2位になることも増え、テレ朝が羽鳥慎一(47)を起用した『モーニングバード』(現『モーニングショー』)にも抜かれるようになり、民放1位の座を『モーニングショー』に明け渡したのは16年です。今は『スッキリ!!』にまで抜かれ、民放3位ですから、改編のたびに小倉降板の話が上るようになっています」(放送作家)

 それがなぜ好々爺に? 脂っ気が抜けた?

「小倉さんを“穏やか〜な人”と言ったのは、4月からサブMCを務める山崎夕貴アナ(31)ですよ。8月19日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)で、小倉さんの印象を尋ねられて、『テレビで見ると辛辣な意見をおっしゃっていて怖いイメージだったんですけど、本当に全然動かない岩みたいな。穏やか〜な人なんですよ』と。確かに以前の小倉さんは辛辣で、それで批判を受けたこともありましたが、今は本当にゆるいと言っていいほどノビノビしています。進行は伊藤利尋アナ(46)と山崎アナに任せて、発言したいときにだけ動くという感じです。先日の2歳児を救出した尾畠さんと話したときには、涙ながらに『尾畠さんに比べたら自分は何をやってきたんだろうって思っちゃうよね……』なんて語ったりしてましたから」(同)

 だが、本当の好々爺になったわけではないというのだ。

「スポーツにうるさい小倉さんですからね、2年後の東京オリンピックまでどうしても続けたいという野望がある。4月から伊藤、山崎アナが加わったのは、決して小倉斬りのためではなく、局との間では裏で『東京五輪までは』という密約があって、それまでのんびりやらせてもらうということかもしれません。フジにとっては功労者であることは間違いありませんからね」(同)

 イライラだったり、野望含みのノンビリだったり……、帯番組の司会者は大変なのである。

週刊新潮WEB取材班

2018年8月26日掲載

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