アメフトの次は「水球女子」にパワハラ疑惑の大波 監督に体罰の“前科”

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 日本大学アメフト部に続いて、「水球」で騒動が勃発した。こちらは「日本代表」だからより深刻である。

 五輪未経験の女子代表は、東京五輪で開催国枠での出場が決まり、近年は2014年アジア大会銀、17年ユニバーシアード銅、と着実に力をつけている。

 問題となったのは7月、横浜で行われた強化合宿。

「記録的猛暑の中、屋外プールで、先発メンバーは交代なしでダミーチームと練習させられました」

 と秀明大学の広報担当者が語る。同大は6選手を代表に送り出し、うち4名が先発メンバーになっている。

「ある選手はやけどのような症状で目が開けられなくなり、病院行き。別の選手は練習後、人生初の過呼吸になりました」(同)

 こんな事態だから、当初21日まで行われる予定だった合宿は、急遽2日繰り上げ19日に打ち切られた。

「別の選手は、コーチの暴言で精神的に追い詰められました。やっていない反則行為を“わざとやった”と執拗に問い詰められ、尋常ならざる恐怖を感じたそう。PTSDになった彼女は現在、専門家のカウンセリングを受けています」(同)

 まさにパワハラである。

 実は、同大は1月の代表合宿でも選手を一人“壊されている”という。

「腰から下が麻痺して救急搬送され、そのまま手術。現在はリハビリ中です。トレーナー不在で練習していたことがわかり、日本水泳連盟は“今後注意する”と弁明していたのですが、今回の合宿もやはりトレーナーは不在でした」(同)

 代表監督を務めるのは、専修大学水泳部水球コーチの本宮万記弘(まきひろ)氏。驚くべきことに女子を指導した経験は皆無だというのだが、

「それ以上に驚くべき前歴がありますよ」

 と水球関係者が囁く。

「本宮氏はかつて前橋商水球部顧問でしたが、当時少なくとも2回、体罰で県教委から停職などの処分を食らっています。そんな“前科持ち”の人物がなぜ代表監督なのか……謎です」

 日本代表は内閣府所管で、もし告発状が提出されれば“伊調問題”と同じ道を辿る。8月にはアジア大会が控えている。何やら大きな波が押し寄せそうな……。

週刊新潮 2018年8月2日号掲載