創価学会婦人部の声援で 定年「公明・山口代表」が続投へ

国内 政治 週刊新潮 2018年7月19日号掲載

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 創価学会が若い力を原動力に勢力を拡大させたのも今は昔。当時、まだ熱い血の滾(たぎ)る青年だった池田大作名誉会長も御年90なのだから隔世の感がある。

 高齢化の波に抗えないのは、学会を支持母体とする公明党も然りだ。同党には、任期中に69歳を超える場合は原則公認しないとする党内規定が存在するのだが、

「このほど“定年”にあたるハズの山口那津男代表(66)が来夏の参院選の第1候補に内定したのです」

 と、党関係者。

「山口さんは2009年以来、5期にわたって代表を務めてきましたが、これで6期目も続投することが既定路線になりました」

 もっとも定年の例外をたやすく認める“ご都合主義”は公明党に限った話ではない。ただ、党の一挙手一投足すべてに学会の影響が及ぶこの党だからこそ、永田町では背後に蠢く力学がまことしやかに囁かれる。

「現在の学会で力を握っているのは、官邸に太いパイプを持つ谷川佳樹主任副会長と、佐藤浩副会長のライン。ただ、彼らが今回の人事で最も“忖度”したのは、学会の婦人部の意向だといわれています」(同)

 婦人部といえば創価学会の集票マシーンの中核をなす、いわば“選挙の実働部隊”である。

「山口さんはマジメで二枚目、さらに東大出身の弁護士でインテリということもあって婦人部からの人気は絶大。どこへ行っても地元婦人部から“なっちゃん”コールが沸き起こり、山口さんを引退させれば婦人部が黙っていない。来夏の参院選、それに続く統一地方選を睨めば、山口さんが引退するという選択肢はありえないのです」(同)

 今も昔も、創価学会を突き動かすのはオバサマ方の黄色い声援なのである。