芦田愛菜と鈴木福は今も売れっ子でも、テレビドラマに出演しない謎を解く

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自粛気味の芦田、正念場の鈴木

「芦田愛菜さんは『ポケモン』だけでなく、『怪盗グルーのミニオン大脱走』の吹き替えも担当しました。さらに公式サイトを見ると、ナレーションの仕事が並んでいるのが印象的です。演技力だけでなく、慶應中等部に進学した“知性”が声の仕事で幅を広げているのでしょう。とはいえ、キー局はドラマ出演を熱望しています。女優としては受けるべきなのは言うまでもありません。しかし、慶應は自由な学校ですが、芸能活動を積極的な理解を示すわけでもありません。やはり今の芦田さんは、学業を優先し、演技の仕事は自粛ぎみなのです。本格的な再開は大学進学が決まった10代後半になるでしょう」

 ドラマ出演を期待されても出演しないのが芦田愛菜なら、鈴木福は真逆だという。ドラマのオファーではなく、クイズ番組で売れっ子なのだ。

「本人は意欲を燃やしていますが、キー局のドラマ班は声変わりを不安視しています。男児子役の女性ファンは、必ずしも成長を喜びません。それこそ、鈴木福くんにヒゲが生えたところを想像してもらえればいいでしょう。一方で、『潜在能力テスト』(フジテレビ系列)や『くりぃむクイズ ミラクル9』(テレビ朝日系列)の出演は好評でした。『くりぃむクイズ』では、えなりかずきさん(33)と共演しましたが、鈴木福くんも先輩として尊敬しているそうです。演技もバラエティもこなせる俳優になりたいというわけですが、“脱子役”を果たす役に恵まれるには運も必要です。俳優として一皮剥けるか、芦田愛菜さんより先に鈴木福くんが正念場を迎えそうです」(同・キー局の関係者)

 男優と女優という性別の異なるライバルは珍しい。2人が活躍を続ける限り、10年後も20年後も比較の対象となるに違いない。

週刊新潮WEB取材班

2018年7月20日掲載

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