国会運営めぐり“喧嘩”勃発 「枝野」「大塚」のガチャ切り電話事件

政治週刊新潮 2018年7月12日号掲載

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 これから始まる長い酷暑を憂えたのかどうか。いずれにせよ、梅雨明けの暑さに余裕を無くし、感情的になるのはよろしくない。

 立憲民主党と国民民主党の間で、国会運営を巡っての“喧嘩”が勃発している。参院厚労委員長の解任決議案の提出を巡っては、立民が共産・社民と共に前向きだったが、参院で野党第一党の国民は提出に加わらず。

「佐川宣寿(のぶひさ)前国税庁長官を偽証容疑で告発するか否かでも対立しています」

 とは、政治部デスク。

「立民が告発の方向で動いても、国民の舟山康江参院国対委員長は、『偽証罪って何? 告発したの? 私わからないの』と記者に逆質問する状況。野党第一党だから、彼女が自民と話す機会が多いけれど、やり込められている印象です。立民の国対委員長は記者に怒りをぶちまけていますよ」

 さらに、代表同士の争いは“事件”として認知されている。

「永田町内では“ガチャ切り事件”と言われているんですけどね。6月22日に立民の枝野幸男代表が国民の大塚耕平共同代表に電話を掛け、与党への擦り寄りが目立つ点について、『勝手なことをされるようなら、こっちも同じようにしますからね』と国会運営についての不満を好戦的に告げたまま、一方的に電話を切ったのです」(同)

 この件は、大塚代表が28日の会見で暴露したことによって永田町に広まった。会見では〈コミュニケーションを円滑にする努力は双方しなければならない〉とまとめたが、枝野代表は、その翌日、〈非公式で連絡を取っていることについて公にすべきではない〉と不快感を露わにしている。

「国民の玉木雄一郎共同代表も、『反対だけの万年野党にはなりたくない』と立民を批判して、全面戦争状態です」(野党政治家秘書)

 酷暑の中、自民党は左うちわで戦況を眺めている。