“龍馬の妻”8代目に水川あさみ イメージと違う?

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 浅丘ルリ子、川口晶、市川実日子、真木よう子、そしてこの度、水川あさみ(34)。NHK大河ドラマに登場の“龍馬の妻”たちである。

 1968年の「竜馬がゆく」では北大路欣也の竜馬に浅丘のお龍(りょう)。新しいところでは、2010年の「龍馬伝」で福山雅治と結ばれたのが真木だった。

 何でも今回の「西郷どん」の水川は、大河史上8人目のお龍となるらしい。龍馬は小栗旬。

 6月13日に行われた新キャスト発表の会見で水川は、

「大河の現場は久しぶりで、スタジオの匂いやスタッフさんの顔ぶれに、とてもうれしい気持ちでいます」

 と、笑ったが、お龍の登場は8月に入ってからか。

 水川にとって今度で3度目となる大河。最初は07年の「風林火山」のヒサ役、前回は11年の「江〜姫たちの戦国〜」で上野樹里扮する主人公の次姉、初を演じていた。でもこの「江」、平均視聴率は17・7%と振るわず。水川自身の演技にも少し辛口の採点がついた。

 作家の麻生千晶さんの話――。

「お龍といえば、寺田屋騒動で命をかけて龍馬を守ったり、日本初の新婚旅行をしたりと、洒脱で機転がきく気風のいい女のイメージ。大人しい印象のある水川さんがお龍と聞いた時は、正直、驚きましたよ。ちょっと違うんじゃないのって。歴代お龍の中では、私は断トツに浅丘さんが好きですね。舞台で鍛えた地声は力強く、お龍のイメージそのもの。浅丘さんにはとうてい及びませんが、真木さんもよかったかな。ま、水川さんがどんなお龍を見せてくれるか、注目しています」

「江」のリベンジといきたいところだが……。

週刊新潮 2018年6月28日号掲載

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