「水ダウ」トラブル多発 TBSは世論ではなく「松本人志」に戦々恐々!?

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松本人志は「稀にデッドボールが出てしまう」と釈明

 この関係者は「番組スタッフとしても“バラエティなので大目に見てください”が本音のはずです」と指摘するが、警視庁と神奈川県警という捜査機関に大迷惑をかけたのだ。さすがに「笑って許して」というわけにはいかないだろう。

 しかも視聴率も低迷しているとなると、何のための「攻めの姿勢」なのか分からない。肝心の視聴者が、番組の姿勢をそれほどは喜んでいないことを、数字が物語っている。

 では「ワイドナショー」で松本人志は何と弁明したのか、まとめておく。

◇本当に申し訳ない。だが、実のところ番組スタッフのことは好きだ。仕事を続けたいと思っている。

◇言い訳ではないが、ストレートにストライクを取る番組ではない。そのため、稀にデットボールが出てしまう。ビンボールではなく、すっぽ抜けてしまう。

◇番組スタッフに怒ったことはない。面白い時もあるし、全然、面白くない時もあるが、できたら続けていきたい。

 一応は謝ったのだろう。しかし「今のスタッフと番組は続けたい」というのだから、本当に反省しているかどうかは疑問だ。

「今回の騒動は、コンプライアンスの観点から見れば大問題です。しかし、それでもTBSは打ち切りにはしないでしょう。一方で、松本人志さんの反応には神経を尖らせています。『ワイドナショー』では謝罪したとはいえ、そもそも『ジョジョの鉄塔』を松本さんが問題視していたら、第2弾はなかったでしょう。松本さんは『浜田を降板させる』と笑いをとっていましたが、もし松本さんが逆に『番組を降りる』と言っていたら、世論が存続を求めても、番組は打ち切られたはずです」(同)

 確かにダウンタウン、それも松本人志が持っている“権力”は桁違いだ。とはいえTBSは視聴者ではなく、松本人志の顔色ばかりうかがっているらしい。だからこそ視聴率が低迷しているはずなのだが……。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月25日掲載

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