元文科省次官はクーデター否定も… 「城西大学」不適切支出騒動の背景

国内 社会

  • ブックマーク

元「文科省次官」が乗っ取った「城西大学」理事長の椅子(下)

 5月31日に文科省で開かれた城西大学の会見は、前理事長・水田宗子(のりこ)氏の不適切支出を告発するものだった。しかしその背景には、理事長の椅子を巡るクーデターがあった。16年11月30日、同大学の理事会にて、元文科省事務次官である理事の小野元之氏は、水田氏の理事長解任についての緊急動議を提案。「デタラメ経営」「ワンマン」「認知症にかかっておられるのでは」といった“口撃”、そして水田氏の不正支出について述べたのである。

 これに水田氏は、

「(支出には)経理上の監査役にあたる監事のチェックを受ける。...

記事全文を読む

Advertisement

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。