カロリーゼロでも太る「人工甘味料」入り商品 “腸内細菌を破壊”という論文も

ライフ 食・暮らし 週刊新潮 2018年6月7日号掲載

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危ない「冷凍食品」「人工甘味料」 食べてはいけない国産食品(下)

「人工甘味料」についても、すでに健康への影響が指摘されている。

「アスパルテーム、アセスルファムカリウム、スクラロースという代表的な人工甘味料3種類を、私は“人工甘味料トリオ”と呼んでいます。多くの商品にこれらのうちの1つ、あるいは2つが含まれていますが、時折、3つすべて使っているものがある。そういった商品を口にする際には、人工甘味料の問題点を知っておいたほうが良い」

 とは、加工食品ジャーナリストの中戸川貢氏。

「最近は、このトリオよりも桁違いの甘さを感じさせる人工甘味料もあります。砂糖の約7000倍〜1万3千倍の甘さのネオテームと、約1万4千倍〜4万8千倍の甘さのアドバンテームというものです。これらが1つでも含まれている商品は避けたほうが無難でしょう」

 掲載のリストを見ていただくと分かる通り、“人工甘味料トリオ”及びネオテーム、アドバンテームは実に多くの商品で使用されている。ジュースやゼリーの他、変わったところでは、カップ麺や加工肉にまで“最凶甘味料”であるネオテームやアドバンテームが入っているが、

「“減塩”タイプのカップ麺に強い甘味料が入っているのは、おそらく、うまみが足りないので、それらを入れて全体の味をまろやかにしようとしたのでしょう。糖質ゼロを謳った加工肉に入っているのは、本来、ハムやベーコンを作る際に使用される砂糖の風味を代替するためです」(先の安部氏)

 人工甘味料のカロリーは、基本的にゼロ。そのため、リストの商品にも「カロリーゼロ」を売りにしたものが多いが、実は、複数の専門家が人工甘味料に関する意外な事実を指摘している。それらはカロリーゼロなのに、ダイエットになるどころか、摂りすぎると肥満や糖尿病を招くというのだ。

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