ひょっこりはん「著作権騒動」は神風か? あの一発屋芸人とダブって早くも正念場

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最後に残るのはクイズ番組?

 スタジオとは違う能力が求められるのがロケだ。一般人との共演、観光地やグルメの紹介といった要素に対応しなければならない。大ベテランはタモリ(72)が「ブラタモリ」(NHK総合)、笑福亭鶴瓶(66)が「鶴瓶の家族に乾杯」(同)、高田純次(71)が「じゅん散歩」(テレビ朝日など)で実力を見せつけている。

「大御所に次ぐロケ芸人として注目を集めているのは千鳥(大悟(38)/ノブ(38))のお二人でしょう。飯尾和樹さん(49)やサンシャイン池崎さん(36)も評価が高く、こうした方々のロケならスタッフも安心します。そして若手の場合は、ケガが大きく報じられた平野ノラ(39)、あばれる君(31)、コンビなら尼神インター(誠子(29)/渚(33))、ガンバレルーヤ(まひる(24)/よしこ(27))といった方々の名前が、番組の制作スタッフから挙がるはずです」(同・テレビ関係者)

 残念だが、ひょっこりはんのトークなどは現在のところ、視聴者の要求するレベルには達していないという。著作権騒動で話題が継続した幸運を活かせるのか、まさに正念場だろう。

 ちなみに、ひょっこりはんの最終学歴は早稲田大学人間科学部卒業。にゃんこスターのアンゴラ村長も早稲田大学の文学部を卒業している。共に「早稲田大学お笑い工房LUDO」に在籍していたという共通点もある。

 ひょっとすると、クイズ番組なら新境地を開拓できるかもしれない。いや、いや、いや、こちらもトーク力が求められることは変わらないだろう。芸能界というところは、やはり大変な世界のようだ。

週刊新潮WEB取材班

2018年6月4日掲載

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