キムタクと工藤静香の娘「Koki」モデルデビュー 両親の名を公表で残念の声

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渡辺謙への言及が少なかった杏

 どうだろうか、「素人が好き勝手に言っている」と呆れられただろうか? それとも「正論だ」と頷かれただろうか? 一般人の意見は、プロには思いも寄らぬ視点から、的を射ることも少なくない。

 今回も、その可能性は充分にある。“二世芸能人”のデビューを振り返ってみると、最初から堂々と両親の名前を公開した場合より、何らかの事情で報じられなかった時のほうが成功する確率が高いようなのだ。

 ネットメディア「マイナビウーマン」は15年12月に「親の七光りじゃない! 自力で活躍してると思う二世タレント『杏』『宇多田ヒカル」など」の記事を掲載した。

 内容はタイトル通りなのだが、この杏(32)と宇多田ヒカル(35)はデビュー当時、親に関する報道が少なかったという共通点がある。

 杏の場合、15歳の時から女性ファッション誌「non-no」(集英社)の専属モデルとして活躍していた。しかし、デビュー当初から芸能メディアに大きく取り上げられていたわけではない。

 例えばスポーツ報知にブレイク前の杏が登場したのは「渡辺謙が都税を1000万円以上滞納で自宅差し押さえ 19日に会見」(01年12月28日)と父親に関する記事中だった。言及も短く「長女の杏(15)もCMモデルとして芸能界入り。一家そろって順調な芸能活動と思われていた」としかない。

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