新潟女児殺害 子どもとしか遊ばなかった容疑者に「小児性愛障害」の分析

国内 社会 週刊新潮 2018年5月24日号掲載

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 遊び相手といえば小さな子ども――。小林少年の行動がそう変化すると同時に、頭をもたげてきたというロリコン趣味。凶行につながったこの電気工事士の異常性を分析すると。

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 地元の同級生は、小林遼(はるか)容疑者(23)について“中学で変わった”と証言する。

「僕たちとは全然遊ばなくなって、代わりに、近所の小さい子たちと遊ぶことが多くなったんです。同時に“あいつ、ロリコンでやべえ”みたいな声も聞こえてきて、僕らはなおさら近づかなくなりました」

 中学生の小林容疑者は、小児とどんな遊びに興じていたのか。同級生が続ける。

「子ども用のゴムボールを蹴ってサッカーみたいなことをしたり、一緒に鬼ごっこをしたりしていた。いま思えば変でしたね」

 そして、複数の検挙歴からも分かるとおり、その後も続いたロリコン癖。精神科医の片田珠美氏は、

「彼はペドフィリア、いわゆる小児性愛障害の可能性があります」

 と言って、続ける。

「これには2つの型があり、小さい子しか欲情の対象にならない真性ペドフィリアと、成人女性に相手にされないことから、代用として自分の思い通りにできる小さな子に手を出す広義のペドフィリアに分類されます。中学時代、同級生から“陰キャラ”扱いされていたという小林容疑者は、同年代の大人びた女の子からは相手にされなかったのかもしれません。また、近所の幼い子と遊んでいたということで、小さい子に懐かれていたという話も聞きました。総合して考えると、彼は真性のペドフィリアの可能性が高いと思います」

 加えて、片田氏は小林容疑者の幼児性を指摘する。

「遺体を線路に置いて自殺に見せかけようとしたのでしょうが、結果的に隠せなかったことなど、彼の行動はどれもお粗末で短絡的。現実検討能力が低く、おそらく知能指数も低い。社会人6年目にしては顔つきも幼すぎで、精神年齢の低さが感じられます。これまで我慢して、隠して、抑圧していた欲望が、なにかのきっかけで止められなくなり、衝動的に犯行に及んだのではないでしょうか」

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