添乗員がとんでもガイド! 韓国発「対馬ツアー」に潜入したら……

社会週刊新潮 2018年5月17日号掲載

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“韓流デマ”の連発

 次の話題は、江戸時代の朝鮮通信使だ。壬辰(じんしん)倭乱(豊臣秀吉の朝鮮出兵)以降、徳川幕府と朝鮮が関係修復を図り、通信使を派遣した、と解説したところまでは良かったのだが、ここからが耳を疑った。

「壬辰倭乱によって、対馬には未亡人が大量に発生し、男性が不足したのです。そこに男性、つまり、朝鮮通信使が来たら、対馬でどんなことが起きたと思いますか? 対馬の女性たちが布団を抱えて、朝鮮通信使たちを追い回した(一緒に寝ようとした)んですよ」

「日本に着物というのがあるでしょう。その女性の背中に結んでいるのをオビ(帯)と言うんですが、これはセックスをするときにシーツのような役割を果たすんです」

「日本人の姓を見ると、田中、木下といった場所を示すものが多いんですが、これは、その人たちが作られた、つまりセックスした場所から取られたものなんです」

 日本の女性たちが布団を抱えて出迎えたという話には仰天したが、帯の話は、私も聞いたことがある。実際に着物を着たことのない人が、座布団のように見える帯を見て妄想を膨らませたのだろう。日本人に対する「セックス・アニマル」という偏見を肥大させた“韓流デマ”の一つであり、こんなところで耳にするとは思わなかった。

 さらにガイドは「神社」についての主張を始める。

「日本には神社が8万以上あります。今、向かっている和多都美神社もその中の一つですが、日本には私たち(韓国人)が訪れてはいけない神社があります。そう、靖国神社です。戦犯を祀る神社だからです。それにもかかわらず、靖国神社には安倍総理が参拝しました」

 対馬観光で靖国神社が話題になること自体、違和感があったが、わざわざツアー中にする話なのだろうか。

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