「アベ」が左右の感情を昂らせる理由 古谷経衡氏が「呪詛」と「信仰」の基底を解説

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 かつてこれほどまでに総理大臣「個人」が取り沙汰されることがあっただろうか。その基底にあるものは憎悪か、偏愛か――。「アベ」の2文字が、左右を問わず人々の感情を昂ぶらせる理由を古谷経衡が解説する。(以下、「新潮45」2018年6月号より、転載)
 
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 なぜ安倍内閣はこれほどまで、左右の人々を感情的にするのか。「アベ」の2文字を出しただけで反安倍勢力は沸騰激怒し、「安倍」の2文字を口にしただけで保守派は救世主降臨のごとき恍惚とした微笑みを浮かべる。...

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