金子恵美にタレント転身のすゝめ 地元を放っぽらかしでテレビ出演

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頭を下げるのが大嫌い

 これには説明が要るだろう。実は新潟4区の自民党支部長の座を巡り、金子氏は県連と対立しているのだ。

「テレビに出る暇はあるのに、彼女は支部長を決める会議を何度も休んで説明責任を果たしていません」

 と憤るのは、さる県連幹部だ。通常、落選議員は次の選挙に向け、すぐさま支部長に就任して汗を流すが、

「事務所を閉じ東京で活動を始めた彼女は、選挙に欠かせない地元の党員名簿を県連に突き返した。もう政治家を続ける意思はないのだと判断した県連は、3月6日に党本部へ行って金子で次の選挙は戦えないと伝えることにしたんです」(同)

 だが、県連幹部が上京する前日、地元を放っぽらかしにしていた金子氏は思わぬ行動に出たと続ける。

「党本部へと急いだ彼女は、“旦那を東京に残して、一から出直すので支部長に復帰させて欲しい“と直訴したそうです。結果的には、まず地元を説得しなさいと追い返されたようですが」

 先の関係者はこうも言う。

「未だ支援者へきちんとした説明はないね。彼女は忠告をしてくる県議らに頭を下げるのが大嫌い。他方、所属した二階派のセンセイたちに甘やかされてきたから、地元を疎かにしても何とかなると思っているんだ」

 これらの声をどう聞くか。金子氏本人に尋ねると、

「その件についてはお答えしかねます」

 で、夫の宮崎氏に聞いても、

「それは、もう、すみませんがノーコメントで。賛否はあるようですが、もっと頑張れという方もいます」

 と、揃って歯切れが悪い。こんな様では、大好きなテレビで“夫婦漫才“するしか、生きる術はなさそうだ。

週刊新潮 2018年5月3・10日号掲載

ワイド特集「女は二度生まれる」より

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