昭恵夫人の「名誉職」独自調査 判明40件から浮かぶ“名誉職マニア”の顔

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「自分が必要とされている」状態が大好き

 まさに「割れ鍋に綴じ蓋」だ。デイリー新潮では「“名誉職大好き”安倍昭恵が担いだ詐欺の片棒 広告塔に悪用される総理夫人」(週刊新潮17年4月6日号掲載)の記事で、その背景を紹介したことがある。

《安倍家を知る関係者によれば、

「昭恵夫人の口癖は“なにかあれば遠慮なく相談してください”。実際には、期待外れに終わることも多いのですが、少なくとも広告塔にはなる」

 だから引く手あまたで、

「昭恵さんは“方々から呼ばれている自分”がうれしくて仕方がない。フェイスブックで“いいね!”が何個付いたかばかり気にして、行く先々でお付きの職員がタブレットで写真を撮って、フェイスブックにアップしています。そのうえ名誉職が大好きで、頼まれればまず断りません。団体も昭恵さんを広告塔にすれば集客力が上がり、非常に助かる」(同)》(※一部、改行などを改変)

 昭恵夫人の求めに応じ、講演を行った関係者が明かす。

「総理大臣夫人からの依頼です。断れるはずがないでしょう。承諾して会場でお話をさせてもらいましたが、主催者の人と話をして驚きました。その主催者と昭恵夫人は、たった1回ぐらいしか会っていないというのです。そんな浅い関係であるにもかかわらず、私に講演を依頼してきたことになります。一般人でも『脇が甘い』と大問題になるはずですが、彼女は総理夫人です。細心の注意を払い、石橋を叩いて渡ることが求められているはずです。それが、こんな気軽な調子で人と会い、名刺を交換して連絡先を伝え、様々な活動を共にしているのですから、正直なところゾッとします」

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