検証!大杉漣さんのお別れ会で「草なぎの弔辞」をカット、不毛なテレビ局の忖度

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「漣さんみたいに本当に優しくて、いい人をこんなに早く天国に連れて行っちゃうなんて、神様って本当にいるのかよって……」

 2月に急逝した大杉漣さんのお別れの会。声を詰まらせながら弔辞を読んだのは、草なぎ剛(43)だ。スポーツ紙の多くが報じたこの事実を、テレビはどう伝えたか――。

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 弔辞とは、故人と親しかった人が霊前に捧げる言葉のこと。一般的に、それは遺族に依頼された人が考え、読み上げる。遺族も知る近しい存在であったからこそ、その弔辞には意味がある――。

 今年(2018年)2月21日に急性心不全で亡くなった俳優・大杉漣さん(享年66)のお別れの会「さらば!ゴンタクレ」が、4月14日に青山葬儀所で営まれた。

 会場には大杉さんを見出したビートたけし(71)や、亡くなる直前まで撮影をしていた「バイプレーヤーズ」(テレビ東京系)の仲間たちなど芸能関係者700人、さらに1000人もの一般ファンが駆けつけた。

 祭壇には、長男でカメラマンの大杉隼平さん(35)が撮影した遺影が飾られていた。愛用の帽子や眼鏡、自らが設立したサッカーチームのユニフォームなども置かれた。大杉さんと親交のあったフリーアナの羽鳥慎一(47)が進行を務めた。

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