検証!大杉漣さんのお別れ会で「草なぎの弔辞」をカット、不毛なテレビ局の忖度

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お元気ですか?

 その前に整列したのは遠藤憲一(56)、田口トモロヲ(60)、松重豊(55)、光石研(56)という「バイプレーヤーズ2」の共演者たち。最年長の田口トモロヲが代表して弔辞を読む。

「壮大に仕掛けられたドッキリなんじゃないかと思い、今日はお茶目に登場してくれると思っていた……大杉漣の後輩であり続けたことを誇りに思う」

 脇役仲間だからこその言葉だった。

 そして祭壇の前に立ったのは草なぎ剛。

「漣さん、お元気ですか。こうやってこんな風に、まさか漣さんにお話しするなんて思ってなかったです。何言っていいか分からないじゃないですか」

 弔辞に“お元気ですか”はありえないが、それも大杉さんの死を信じたくない思いなのだろう。

「漣さんがいなくなってもう2か月ですね。そっちの生活はどうですか。たぶん漣さんのことだから、すぐにみんなと仲良くしているんでしょうね。残された僕らは、そのまま時が止まって。整理がつかずに本当に困ったもんですよ。どうしたらいいかわからないしさ……本当にたくさんの顔を持ってる漣さんだから、どれが本当の顔なのか聞こうと思っていたのに。もういないなんてずるいですよ」

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