検証!大杉漣さんのお別れ会で「草なぎの弔辞」をカット、不毛なテレビ局の忖度

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そっちで待っていて

「漣さんの言う通り、人は必ず死ぬよ。死んでしまうよ。だけど作品に対する思いとか、気持ちというのは残るよね。本当にその通りだよ。もっと僕らも頑張らないといけない」

 そして最後に草なぎはこうまとめた。

「僕はやっぱりまた漣さんとお芝居をしたいです。ドラマとか映画とか舞台とかやりましょうよ。そしてまた、漣さんが連れていってくれた海にさ、ギターを持って行って。一緒に好きな歌を歌いましょうよ。それまでしばらく待っていてくださいよ……。大杉漣さん、心からご冥福をお祈りします。そっちで待っていてください。それじゃまたね」

 ネットに拡散する草なぎの弔辞には絶賛の声が多い。

 だが、テレビのワイドショーの多くは草なぎの弔辞に触れることはなかった。確認できた番組はたった3つ。いずれも4月16日の放送で、早朝4時に始まる「はやドキ!」と5時半からの「あさチャン!」(いずれもTBS系)、そして午後の「情報ライブ ミヤネ屋」(日本テレビ系)である。

「はやドキ!」はスポーツ紙紹介のコーナーで、草なぎと同じく元SMAPの稲垣吾郎(44)が斎場に着いた動画を流した上で、草なぎの弔辞の内容を紹介した。

「あさチャン!」と「ミヤネ屋」は、草なぎの弔辞をテロップで流し、アナウンサーが読み上げる形を取った。

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