インバウンドで大人気!公道カート「マリカー」は、はっきり言って「危険」で「邪魔」

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任天堂とは無関係

「相手は民間企業最強とまでいわれる任天堂法務部ですからね、マリカー社も考えたと見え、公式ページからはマリオのコスプレを外したり、コスプレ衣装をレンタルでなく買い取りにしたり、他店で購入できるとしたり、マリオカートとの無関係を強調するようになっていますよ」(同)

 ホームページ曰く、

〈「マリカー」は公道上でゴーカートを運転して観光する、冒険型の健全な観光アクティビティです。任天堂やゲーム「マリオカート」(Mario Kart)とは無関係で全くの別物です。ですから、公道上でレースを行うことはできません。バナナの皮等のゴミを公道に投げ捨てることもできません。ましてや、赤い亀の甲羅などの物品をお互いに投げ合うこともできません。マリカーでの楽しい体験は、日本での忘れることのできない一生物の思い出になるでしょう。私たちは、お客様が安全に楽しんでいただけるよう、安全を最優先に運営を行っております。ご協力に感謝します。〉

 ちなみにその料金は、マリカー秋葉原店を参考にすると、秋葉原から東京駅を経て、上野、浅草、スカイツリーを巡るミドルコースの場合で9000円。SNSでレビューしてくれたら7500円に割り引き、宣伝は客にやってもらうというスタイルだ。これに付けヒゲ(250円)、コスチューム(販売)5500円などが加算される、というシステム。

 問題はむしろ“安全”のほうなのである。

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