“松山刑務所”から脱獄、平尾龍磨受刑囚に科せられる「逃走罪」の量刑は意外と軽い!?
牛乳、パン、そして車を盗んで逃走
平尾龍磨(ひらお・たつま)受刑者(27)は依然として逃走中だ。そして、平尾受刑者は現時点で「逃走罪」の容疑者でもある。
***
速報「あんな格好でトランプ大統領に会わせるのはまずい」 石破首相の“着こなし”を見かねた支援者が超高級スーツをプレゼントも… 識者は法律違反の可能性を指摘
速報「小室夫妻のお子さんが天皇になる可能性が…」 読売新聞の「女系天皇“容認”論」に保守派が猛反発の理由
速報「廃材の処理をだらだらやって、勤務態度もよくなかった」 三郷市・小学生ひき逃げの中国人、元勤務先の社長が明かす素顔
速報「“家に停めると逮捕されちゃうだろ”と車を寮に放置」 三郷市・小学生ひき逃げ事件、中国籍の42歳男に「許せない」 元勤務先の社長が憤慨
原点は4月8日午後7時ごろ、松山刑務所大井造船作業場(愛媛県今治市)の「受刑者がいなくなった」という110番通報だった。
同日午後6時の夕食時には姿を見せていたが、午後7時の集会に欠席。調べてみると、午後6時10分に作業場の防犯カメラが、外に出た平尾受刑者の姿を捉えていた。さらに、近くの民家からは車が盗まれていた。
1961年以降、大井造船作業場では平尾受刑囚を含め20人が脱走している。95年には4か月間余り逃亡し、女子大生を拉致するなど凶悪犯罪を引き起こしたケースもあった。だが、それ以外のケースでは、造船作業場の近くで発見され、逮捕されることも珍しくなかった。
平尾受刑者は盗んだ車で愛媛県今治市から広島県尾道市・向島に移動、車は駐車場に乗り捨てた。
盗難車が発見された現場から約1キロ、2軒の住宅で財布の現金が抜き取られ、両家の車の鍵がなくなっていた。そのうちの1つの鍵は住宅周辺で発見され、「車をお借りします。一切傷つけません」といった意味の手書きメモも見つかった。ただし、両家の車は盗まれていない。
一気に時計の針を先に進めよう。共同通信の「脱走男か、翌日に店で目撃 潜伏先の広島・向島、食料購入」(4月16日電子版)にはこうある。
[1/4ページ]