業界で木梨憲武の“テレ朝「相棒」新レギュラー説”が流布する「2つの根拠」

エンタメ 芸能

  • ブックマーク

Advertisement

高まる「木梨俳優転向説」

 どうやら「マスコミ辞令」という言葉は、死語になりつつあるようだ。その証拠に、最近あまり見ない。

 ***

 ご存じない方に説明させていただくと、次期首相や、プロ野球やJリーグの新監督など、注目の人事をメディアが予想する報道を指す。そうした記事は残念ながら、外れることも多い。そこで「マスコミはインチキな辞令を出す」と揶揄されたのだろう。

 今、そんなマスコミ辞令が集中している1人が、とんねるずの木梨憲武(56)だ。3月22日に「とんねるずのみなさんのおかげでした」(フジテレビ系列)が最終回を迎えた。そしてメディアは「木梨、俳優に転向」という報道を重ねている。

 それだけ期待も大きいのだ。弊誌も「30代、40代の辣腕ディレクターは“敬遠”で『石橋貴明』の生き残る道」(18年3月30日)という記事を掲載した。さる民放幹部に、とんねるずの“商品価値”を訊くと、「木梨の俳優転向を求める声は多い」という見方だった。その部分だけ、再録させていただく。

「既に画家としての地位も確立しているので、芸術活動に専念するという声が根強いのは事実です。ただ、出演した映画『いぬやしき』の公開が4月20日に控えていることからも分かりますが、“俳優・木梨”待望論も同じぐらい強いものがありますね。意外に思われる方も多いと思いますが、木梨さんは中井貴一(56)や佐藤浩市(57)、そして水谷豊(65)といった方々と深い親交を持っているんですよ。特に水谷さんとは、テレビ朝日系列『豊さんと憲武ちゃん! 旅する相棒』(17年6月10日放送)という共演番組も実現させました。業界内でも『基本はバラエティ番組に出演しない水谷さんが、旅番組に出演するなんて!』と驚きの声が挙がったんですね。今後は画家と俳優という“二足のわらじ”で活躍する可能性があると思います」

次ページ:話題抜群の「相棒」出演

前へ 1 2 3 次へ

[1/3ページ]

メールアドレス

利用規約を必ず確認の上、登録ボタンを押してください。