京都が頭を抱える「イノシシ」問題 市街地での出没増加
国内外からの観光客でごった返す春の京都に、“招かれざる客”が現れた――。
3月31日午前、東山区の東福寺近くに親子2頭のイノシシが出没。突進や噛み付きで、老若男女5人に重軽傷を負わせたのである。
「事件当時、現場一帯はパニック状態となっていましたね」
とは、地元紙記者。
「イノシシはかなり力があったらしく、駆け付けた男性が4人がかりで取り押さえようとしたのですが、暴れに暴れ、結局、取り逃がしてしまいました」
もっとも、
「この近くには竹林があり、春になるとそこへタケノコを食べにくることはあったそうですが、こんなふうに人を襲ったとは聞いたことがないですね」(同)
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