「冬ソナ」から16年… チェ・ジウが晩婚の裏事情

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バラエティで復活

 だが、本国では違うキャラで再ブレークしていた。

「4年前に、俳優が農村に泊まって自給自足する『三食ごはん』というバラエティ番組で、チェ・ジウはテキパキと働く様子を見せ、好感度をぐっと上げました。また、旅行バラエティの『花よりおじいさん』では、彼女が、おじいさんたちのために餅料理を作って見せるなど“嫁役”としてのイメージアップに成功している。親しみやすいイメージに変えたことで、再び人気が出てきました」(同)

 私生活では彼女と密会していたテレビ局の社長が“腹上死”したとの噂を流されたり、ドラマで共演した6歳下の俳優(イ・ジヌク)と交際宣言したこともあった。他にも共演者との熱愛が話題になったが、ゴールインには至らなかった。

 韓国事情に詳しいノンフィクション・ライターの高月靖氏によると、

「韓国では既婚女性=おばさんというイメージが強く、20代の女性でも結婚するとアジュマ(おばさん)と呼ばれます。主役がやれる30代まで稼いで、それ以降に結婚するというライフストーリーを描いている女優さんが多いのです」

 かつて「涙の女王」とも呼ばれたチェ・ジウ。旅立ちの日にはやっぱりあの涙を見せたのだろうか。

週刊新潮 2018年4月12日号掲載

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