AKBと乃木坂が盛り上げる「競馬番組」戦国時代――ついにジャニーズも参入

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 いくら競馬法に基づく公営ギャンブルとはいっても、競馬は博打には違いない。いつ頃からだろうか、大好きと公言するアイドルが現れ、いまやお堅いジャニーズにまで――。

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 4月8日は桜花賞だが、昨年末の有馬記念で有終の美を飾ったキタサンブラック以降、競馬ファンでなくともその名を知るような名馬がいない。

 競馬ブームには名馬が不可欠だ。1970年代の第1次ブームを牽引したハイセイコー、80年代後半から90年代前半にかけての第2次ブームで絶大な人気を誇ったオグリキャップ、2000年代のディープインパクト……。名馬がいなければブームは望めない。

 だが、名馬はいなくても、競馬中継は放送される。そこで鎬(しのぎ)を削るのは、馬ではなく、芸人、タレント、アイドルたちである。

「JRAは80年代からギャンブル色を払拭しようとPRに務めてきました。CMには高倉健(1931~2014)まで起用したこともありました(編集部註:92~93年)。98~99年には木村拓哉(45)、95~96年には中居正広(45)も起用しています。今年は昨年に引き続き、松坂桃李(29)、柳楽優弥(28)、高畑充希(26)、土屋太鳳(23)の4人をCMキャンペーンに使っています。あくまでもCMに起用しただけで、彼らが本当に競馬好きかどうかはわかりませんが……」(スポーツ紙記者)

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