DeNA筒香の帽子のつばは何故「真っ平」なのか ヒップホップとの意外な関係

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逆にMLBでも曲げ続ける日本人選手

 ミズノは大リーグ(MLB)の影響を指摘したが、筒香の所属する横浜DeNAはMLBで唯一の公式選手用キャップを製造する「New Era」と契約を結んでいる。こちらはミズノとは真逆、つまり「つばが真っ平」なのが普通だという。ニューエラジャパン(東京都目黒区)の担当者に話を訊いた。

「アメリカ本社は1920年の創業で、32年からベースボールキャップの製造を手掛け、34年に初めてMLB用キャップの製造を開始しました。そして現在、MLBの全選手が着用するキャップは54年に誕生した『フィフティーナインフィフティー』というものです。このつばは、真っ平なんです」

 例えばMLBの大選手、ピート・ローズ(76)の写真を見ると、つばは真っ平だ。アメリカでは、こちらが普通だと分かる。

 だがDeNAで、つばが曲がっている選手は珍しくない。つまり自分で曲げているのだろう。ネット上では曲げるための道具や、マグカップの中につばを入れると綺麗に曲がる方法などが紹介されている。

 MLBに移籍しても曲げ続ける日本人選手も少なくない。中日の松坂大輔(37)はレッドソックスの時でも曲がっていたのが写真から分かる。日本時間の4月2日に投手でデビューした、エンジェルスの大谷翔平(23)も同じだ。

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