女性巡査が暴力団組員と交際 別れを拒み依願退職

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 マル暴の女性巡査が溺れたのは、禁断の恋だった。よりによって、暴力団組員と交際したうえ、捜査情報まで漏らしていたのだ。結局、女性巡査は地方公務員法(守秘義務)違反で書類送検され、依願退職。ところが、実は未だに恋愛関係を断っていないという。

「もともと、23歳の女性巡査は新宿署の留置管理課に勤務していたのですが、昨年7月から暴力団事件などを担当する組織犯罪対策課の応援に駆り出されました」

 と、警視庁詰めの記者が解説する。

「そのうち、傷害事件で逮捕された30代の暴力団組員と知り合いました。保釈後、2人は電話やメールで連絡を取り合い、11月下旬から交際するようになったのです。しかも、旅行に一緒に出掛けるだけでなく、彼女は組員が所属する組織の“事始め式”にも顔を出す始末でした」

 捜査情報を漏洩したのは、恋愛関係になって間もなくの12月に入ってからのことだという。

「新宿署管内で起こった暴力団同士の諍いの当事者として、交際相手は捜査対象になっていました。女性巡査は捜査の進捗状況を教えるよう頼まれ、言われるがままに伝えてしまっていたのです。しかも、暴力団組員に100万円を貸してもいました」(同)

 今年の2月ごろから、2人が男女の仲になっているのではないかとの噂が立ち、警察官の不祥事を取り締まる警視庁本庁の人事1課が調査に乗り出した結果、情報漏洩が発覚。3月19日、女性巡査は書類送検され、その日のうちに依願退職した。

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