「科捜研の女」放送200回 「沢口靖子」に見る長寿の秘訣

芸能週刊新潮 2018年3月29日号掲載

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 決めゼリフは「科学は嘘をつかない!」、沢口靖子主演「科捜研の女」(テレビ朝日系)。3月15日の放送で200回の金字塔を打ち立てた。いやー長い。1999年に始まって19年目。

 京都府警科学捜査研究所という警察庁所属の実在機関を舞台に、法医学研究員の沢口が最新科学を取り入れた謎解きで難事件の数々を解決していく、一話完結のストーリー構成だ。

 ジャニーズや若手女優が出るわけでもない。沢口以外のレギュラーは渋い演技派ばかり。それでもシリーズ全体の平均視聴率はしっかり12・3%。200回特番では15・1%を出している。連ドラ苦戦の時代、人気の秘訣は何か――。

 さる芸能デスクは、こう分析する。

「同じテレ朝の『相棒』は、1年遅れての2000年スタート。こちらは300回を超えていますが、どちらも看板ドラマ。両番組には共通点があります。変に恋愛を絡ませたりせず、捜査の謎解きに徹した展開。そして制作は東映撮影所、熟練スタッフが作りだす臨場感がある。そうした番組制作に、水谷豊さんも、沢口さんも主人公としてうまく嵌ったということでしょう」

 84年、「東宝シンデレラ」グランプリでデビューし清純派女優として活躍した沢口も、はや52歳。90年代後半にはイメージを覆そうと、金髪でマリリン・モンローの真似をしたりするなどコミカルなCMに登場し話題となったことも。

「あのCMには本当に驚かされましたね。とにかく彼女は根っからのマジメ。どんな仕事も本気で取組みます。ただ決して表情豊かに演じられるタイプではない。でもそれが『科捜研の女』主人公の役柄としては、知的でクールな印象を醸し出している。いい役に巡り合えたわけです」(同)

 ここ数年はプライベートで浮いた話も聞かず、独身を貫く。ストイックにジム通いに励む毎日とか。

「女優の仕事に没頭している方が、彼女は楽しいんだと思いますよ」(同)

 あと5年、いや沢口の還暦までは続きそうだ。