バイプレイヤーズ最終回で大杉漣を偲ぶ(TVふうーん録)

芸能週刊新潮 2018年3月22日号掲載

  • 共有
  • ブックマーク

 私の夫は若い頃、役者をやっていた。2時間モノやVシネ系で名もなきセリフもなき役を数多く。昔ある現場で、同じく名もなき役だった役者の先輩から、撮影後に誘われたという。「まだ昼間だから、お茶でもどう?」と喫茶店へ。その先輩は「お互いに頑張ろうね」と、芽が出そうにない夫を励ましてくれたそうだ。生き馬の目を抜く厳しい役者の世界では珍しく、優しくていい人だったという。20年以上前のこと。先輩はその後、映画にドラマに引っ張りだこの名バイプレイヤーとなった。大杉漣である。...

記事全文を読む