吉澤ひとみ、深田恭子、木下優樹菜…SNSで「幼少期」を見せる芸能人 その狙いとは

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 ネットニュースで定期的に上がる「○○が可愛すぎる幼少期のショットを公開!」「○○の幼少期が話題に」といった“芸能人の幼少期姿”の記事を、一度はご覧になったことがあるはすだ。その多くは本人がSNSにアップした写真に基づく内容だが、なぜ芸能人たちは幼少期の姿を“見せたがる”のか。

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 今年に入ってからの3カ月でも、10名以上の幼少期ショットが投稿されている。そのいくつかを紹介すると、

3月13日 元モーニング娘。の吉澤ひとみ(Amebaブログにて“爪先立ち”で歩く姿)
3月2日 元でんぱ組.incの最上もが(InstagramにてPCをいじる姿)
2月20日 藤田ニコル(Instagramにて成長過程をムービー公開)
2月19日 深田恭子(江崎グリコ「ビスコ」CMにて4~5歳頃の運動会 昨年5月にInstagramでも)
2月9日 木下優樹菜(Instagramにて幼稚園の頃 夫フジモンの幼少期の写真も)
2月7日 若槻千夏(Instagramにて、読者モデル時代6歳の頃)
2月4日 中条あやみ(Instagramにて父と“カンガルーごっこ”の姿)
2月1日 元モーニング娘。の飯田圭織(Amebaブログにて、帽子をかぶった〈赤ちゃんの頃〉)
1月31日 菅田将暉(父・新氏のブログにて、中学1年生の時の家族写真)
1月10日 橋本愛(Instagramにて、険しい表情を浮かべる姿)
1月5日 家入レオ(Instagramにて七五三の写真)
1月2日 平祐奈(Instagramにて1歳8カ月頃、〈兄に着せられた〉服装で。同月20日にも)

 といった面々が並ぶ。昨年10月に公開されて話題になった元SMAP3人の例もあるが、基本的には女性で、自身の誕生日を機に昔の姿を……といった傾向があるようだ。

暗に“整形じゃない”をアピール?

 こうした投稿を行う彼女たちの心理を、さる芸能評論家はこう読み解く。

「まず、“小さい頃の写真”というのは、手軽に話題を呼べるもの。見る方もわざわざSNSを覗くくらいのファンですから、基本的には『可愛い』と好意的に受け取ってもらえます。それに、幼少期の写真で“炎上”はしようがありませんから、メディアも取り上げやすい。紹介する側としても、手軽な手法であるわけです」

 さらには、こんな深読みも。

「心理としてはスッピン顔を公開するのに近いのではないでしょうか。着飾っていない“素”の自分を世間に見せる。つまり“私はナチュラルに綺麗なんです”“整形じゃありません”というアピールであるわけです。木下優樹菜なんかはそれを隠そうともせず〈私の涙袋 整形説... 2歳からこうでしたん〉と書いてしまっていますし。もっとも、本当に写真をいじっていないかは怪しいところ。ある若手女性実業家は小さい頃の写真をアップしたところ、瞳を大きく見せるなどの加工を指摘されていました」

 将来的には、幼少期の写真をアップしない芸能人は怪しい……なんて事態になるのかもしれない。

「週刊新潮」WEB取材班

2018年3月19日掲載

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