「刺し違える覚悟でお話します」――元愛人の赤坂芸者が明かす「福井照」新大臣のカネと女

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 森友問題で新たに文書改竄疑惑が浮上し、さしもの「1強安倍政権」にも影が差し始めている。内閣一丸となり、この窮地を乗り切ることができるのか――。だが、「裏切り者」がいた。政権のピンチに、自らのカネと女の醜聞で火に油を注ぐ閣僚が現れたのである。

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「ニュースを観て、腸(はらわた)が煮えくり返る思いが甦ってきました。あんな男が大臣だなんて」

 憤懣やるかたない様子でこうぶちまけるのは、ある元赤坂芸者だ。彼女は現在、古希を過ぎ引退しているが、16歳から赤坂のお座敷に出続け、田中角栄をはじめ、政治家たちの夜の姿を目の当たりにしてきた。芸者の矜持として、そうした記憶は全て墓場まで持っていく覚悟だったというが、

「あの政治家だけは許せません。彼と刺し違える覚悟で、お話をさせていただこうと思います。私を利用したあの男のことを」

 元芸者の決死の告発によって、新大臣の真の姿が白日の下に晒されようとしている――。

 工場の製造ラインから不良品がひとつ見つかった場合、他の製品にも問題があると考え、全て点検し、回収するのが普通である。同じベルトコンベアに並んだ製品のひとつだけに不備があったとは思い難いからだ。

 目下、自民党内には「問題議員製造工場」が存在する。その工場名を「二階派」と言う。

 同僚議員と路チューした中川郁子(ゆうこ)元農水政務官と、そのお相手の門博文代議士。

 ゲス不倫の宮崎謙介元議員に、彼の妻であり、子どもの保育園送迎に公用車を利用していた金子恵美元総務政務官。

 そして、記者会見でブチ切れた今村雅弘元復興相に加え、養育費不払いの鶴保庸介に失言を連発した江崎鐵磨の沖縄・北方担当相経験者コンビ……。

 出てくるわ、出てくるわ。彼らはいずれも二階派。これだけ「不良品」が揃えば、誰しもこの工場にはまだ「問題製品」があるはずだと考えるだろうし、「工場閉鎖」に追い込まれても致し方あるまい。実際、新たな不良品が見つかったのだ。

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