韓国版「MeToo」運動は、“慰安婦・反日啓蒙”がブーメランとなって大炎上中!

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ノーベル賞候補まで……

 MeTooの炎は文壇、芸能界にも飛び火する。

 まずは2月8日――、女流詩人の崔泳美(チェ・ヨンミ[57])が昨年(2017年)12月に発表した「怪物」という詩の中で、長年嫌がらせを続けているEnと書かれた男性の正体はノーベル賞候補の詩人・高銀(コ・ウン[85])だと、詩人の柳根(リュ・グン[62])が明かした上、「公然と知られていた高銀詩人の手癖の悪さを、さも今聞いたかのように驚くふりをしている文人やメディアの反応には驚くばかりだ」とFacebookに書き込んだのだ。

 14日、ある劇団の女性が、韓国の大物演出家からセクハラを受けたことをFacebookで暴露。その大物とは李潤澤(イ・ユンテク[65])で、韓国では演劇賞の数々を受賞してきた重鎮中の重鎮が、“マッサージ”と称して、性的暴行を繰り返してきたことが告発されて失脚。

 20日には、大学教授で俳優の趙珉基(チョ・ミンギ[52])が、学生からセクハラの事実を暴露される。本人は否定したものの、翌日、被害を訴える学生たちの暴露が相次ぎ、警察が捜査に着手。結局、学生への猥褻行為が事実と判明し、大学から3カ月の停職処分を受け、本人は公式謝罪文を発表。大学にも辞職届を提出し依願免職となった。

 他にも映画「国際市場で逢いましょう」などで2本でも知られる俳優オ・ダルス(49)や、チョ・ジェヒョン(52)なども女優からセクハラを告発されて、謝罪と共に出演中のドラマの降板などが発表されている。

 さらには俳優の崔一和(チェ・イルファ[58])など、まだ誰からも告発されていないのに、自分からセクハラを“告白”し、謝罪する事態にまでなっている。加害者側からMeTooって――被害者にしてみれば、むしろセカンドレイプじゃないの?

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