三十路「加護亜依」の今 小劇団でヒロイン熱演中

エンタメ 芸能 週刊新潮 2018年3月15日号掲載

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 あれ、NHKの「趣味どきっ!」に“加護ちゃん”? と思ってよ〜く見てみると、小柄な彼女は、かつての「ミニモニ。」仲間、“辻希美”でした。

 加護ちゃんは天下のNHKではなく、池袋の舞台シアターグリーンにいた。3月7日から始まった「デスペラードを知ってるか?」(「ボクらの罪団」主催)でヒロイン役を熱演中であった。

 この劇、刑務所から脱獄をもくろむ5人の男たちの物語。加護ちゃんは殺人の罪で捕まった主人公の妹役。兄の騒動に巻込まれて……と、重要な役所で2時間の上演中ほとんど出ずっぱり。

「彼女、2年前に同じ劇団主催の『リプレイ』という劇にも出ています。強いオファーに応えての出演だったとか。初舞台とは思えぬ、堂々とした演技ぶりでした」

 とは、さる演劇通。

「モーニング娘。」4期生として12歳でデビューしたのはもう20年近くも前。その後の喫煙騒動、前夫との泥沼の離婚劇と、すったもんだはあったが、今は2年前に会社経営の男性と再婚し、5歳の娘と1歳の息子の母。2月で30歳となった。

「加護の頑張りの原動力は、この幸せな家族にあるのでしょう。これまでは週刊誌に追い回される騒動ばかりでしたが、ようやく落ち着いた生活を手に入れました。稽古の間は、昼に家を出て、帰りは夜10時近くになってしまうんです。でも朝は夕食までの家族の食事を用意し、帰宅後も家事をこなす。決して弱音など吐かず、いつも楽しそうにしています」

 そう語るのは、所属事務所「アルカンシェル」代表、元競輪選手・中野浩一氏夫人でもある中野尚美さん。

 昨年には「モー娘。」同期の石川梨華が結婚。OGが集まる中、前事務所から契約解除されたせいで、未だに一人かやの外。でも、

「決して疎外感など抱いていないはず。2年前に私たちの事務所に移り、自分の道を見出したんだと思います。子供のいない私たち夫婦にも加護は娘同然、子供たちは孫なんです」(同)

 三十路、而立の春である。