大変だっちゅーの? 「パイレーツ」西本はるかが始めた「遺品整理屋」

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強烈な異臭

 元々、掃除好きだという彼女にとっては、そのような現場は苦にならない。が、時にはそうでないケースもある。死後時間が経ってから発見された孤独死の男性の部屋に行った際には、

「防護服とマスクを付けて入ったんですが、玄関の扉を開けた途端に、強烈な異臭を感じました。部屋の畳には、ご遺体の跡が黒く染みになっていて、虫も湧いていたんです。その時は、人知れず亡くなった方の心の中を見たような気がして、思わず手を合わせてしまいました」

 時には女優としての引き出しが増えるような経験も。

「処方薬がたくさん残っていると、ああ、病気に苦しんでいた方なんだろうなとか。洋服とかからも、その方の人柄や趣味が思い浮かんだりします。これまでの私が知らなかった世界で、とにかく大変ですが、それだけにやりがいがある仕事だと思っています」

 とはいえ、まだまだ現場経験は多くはない。

「近いうちにカレとは入籍する予定です。年下だけど、亭主関白で、黙って俺について来いというタイプ。雰囲気と性格に惹かれたのかな」

 今後は芸能活動とともに、遺品整理も本格的に行うことになりそうだ。

週刊新潮 2018年3月1日号掲載

ワイド特集「笑劇の人生」より

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