“去勢”で落ち着き、GIを制したノンコノユメ
歴戦の古馬が、激走した。
ノンコノユメ号(6歳)である。2月18日に行われたフェブラリーステークス(ダート1600メートル、東京競馬場)に出走し、勝利を収めたのだ。中央GⅠ制覇は今回が初めてである。
競馬担当記者が言う。
「追い込み馬なので、後方からの競馬ということはわかっていましたが、3コーナーの時点で先頭から10馬身は離れていました。間に合うかなと思いました」
ところが、
「最後の直線で大外から怒濤の末脚を見せ、最後に1番人気をクビ差でかわした。...