眞子さまご結婚延期会見に「菅官房長官」オフレコの寸鉄

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宮内庁長官人事へ飛び火

 政治部デスクが、

「その婚約報道があった夜、菅さんは苛立った感じでした。番記者とのオフレコ懇談の場で、“婚約の噂があるのは知っていたけど”としつつも、“また皇室から離脱される方が出ましたが”という質問にはほっかむりの体だったからです」

 と振り返って、打ち明ける。

「また菅さんは折に触れて、“(宮内庁で)陛下には長官しか会えないんですよ。次長とかは会えない”と言う。要するに、陛下の本音がどこにあるのかわからない、宮内庁の態度は腹に据えかねるということなんでしょう」

 他方、社会部デスクに話を振ると、

「差し当たって、宮内庁の山本(信一郎)長官が詰め腹を切らされるのでは、と見立てる声が出ています」

 とし、こう続ける。

「秋篠宮家から、眞子さまと小室さんのご交際について山本長官に報告があがったのは、昨年頭のこと。その時にはすでに、ご結婚が既成事実化していました。それもあってか、小室家について身辺調査を行なった形跡はありません。皇太子の姪にあたる人が結婚するというのに、相手がどういう家の人なのかさっぱりわからなかったというのは近来稀なこと。この点、長官の責任を問う意見がないわけではない。そもそも、人事権を握っている官邸に睨まれているんですから、なおのことですよ」

 とにかく、宮内庁長官にとっては、短くて長い2年が始まったばかりのようである。

週刊新潮 2018年2月22日号掲載

特集「ご結婚延期でも誰も言わない 『眞子さま』サヨナラの胸の内」より

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