阿部寛が台湾地震に1000万円寄付で、なぜかムッとした瞬間

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1000万円の寄付

 それはアベちゃんも同じだった。

 まず動いたのは、永田町の安倍ちゃんだ。安倍晋三首相(63)は地震発生の翌日8日に救援隊を派遣し、SNSには自ら「台湾加油」(台湾、頑張れ)との言葉を筆で書いている動画を掲載した。

 一方、俳優の阿部寛は、まだ自分から発信することはしていない。三菱重工エアコンの台湾での宣伝キャラクターに就任し、新製品の発表会見も兼ねて2月6日に現地入りし、揺れる台湾を感じていた。

 会見は地震から2日後の2月8日だった。新製品そっちのけで、アベちゃんはこう語り出したのだ。

「えーまず、この2日間、台湾で大きな地震が続いております。多くの犠牲者、行方不明者、ケガをされた方、非常に辛く悲しい思いです。現場で救出作業に当たってられる方々、非常の大変だと思いますけれども、頑張って欲しいと思いますし、1日も早いみなさんの平穏な生活が戻ることをお祈りいたします」
 
 そして深々と一礼。

 会見後には司会者から、アベちゃんから1000万円(約270万台湾元)が寄付されることが発表される。台湾国内の誰よりも多い金額だったという。

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